国語辞書がブーム!?
こんにちは、ストロング宮迫です。
2009年4月21日の産経新聞で、「国語辞書がブームになっている」という記事がありました。
辞書市場は、少子化や電子辞書の普及で縮小傾向にあったが、調べた言葉にふせんをはる「辞書引き学習」というユニークな学習法をきっかけに注目度がアップ。
(省略)「辞書引き学習」を考案したのは立命館小学校の深谷圭助校長。
「この学習法は知的好奇心を身に付けるのに役立つ。遊び感覚でやる気を引き出し、やればやるだけ自信にもつながる」と話す。
学習法は簡単。
(1)机の上にカバーを外した状態で辞書を置いておく(国語の勉強時間以外も)
(2)引いた言葉を付箋に書いて、そのページにはる。
あとは好きな言葉、気になる言葉を引いていくだけ。「頑張った分だけ付箋が増え辞書はふくらむ。目に見える成果が出ると、子供たちはますます引きたくなるものです」と深谷さん。
(省略)小学校指導要領では、国語の「辞書を利用して調べる方法を理解すること」は3、4年生の指導項目だが、1年生で辞書引きを始める小学校も。(省略)
とまあ、こういう記事でした。
ウチの子供も辞書にたくさんふせんをつけて持って帰っていましたので、小学校で取り入れてやったんでしょう。
「オレ、めっちゃ辞書引いたよ!」
あれ、ふせんがいっぱい付いてたら、なんか頑張った気になるんですよね。
だからといって、言葉が豊かになったかというと、我が子の場合は全然そんなことはないようでしたが・・・
「辞書引き学習」は意味がない!なんて言うつもりはないんです。
あまり辞書を引きたがらない子供たちに「ふせん」という道具を使うことで、「もっと引きたい」と思わせる手法はとってもイイと思います。
このことによって辞書をもっと引いて、できれば「辞書を読む」ようになってほしいとまでストロングは思っています。
というのも、ガキの頃、おふくろだったか先生だったか、もう亡くなりましたが、政治家の宮沢喜一さんは英語の辞書を読んでいたと聞かされたことがあります。
その上で、宮沢喜一は辞書をぜ?んぶ暗記してたと。
ページ数までは言えないまでも、
「あー、その単語は右のページの上の方に出てて、例文は・・・」
なんて言っていたとか。
もはや都市伝説みたいな話ですが、その話は今でもよく憶えているんです。
宮沢さんはそれほどよく勉強していたんだということで、1つの動機付けで話を聞かされたんでしょうなあ。
ちなみに、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で、 「宮沢喜一」で検索してみると、な、な、なんと「英語屋の面目」という項目がありまして、
宮澤の英語力は「政界随一」と謳われた。しかし宮澤に海外留学や英語の専門教育を受けた経験などはなく、その英語はひとえに宮澤本人の努力の賜物だった。
宮澤の英語に賭ける情熱に関しては、学生時代に辞書を丸暗記したとか、単語を覚えたページは破って食べたなど、さまざまな伝説がある。
やっぱりあったんだ・・・・そんな伝説が!!
宮澤本人によると、東大時代に日米学生会議の日本代表の一人に選ばれて渡米したところ、それまで勉強してきた英語がほとんど使い物にならないことが分り、そこで一念発起して本格的に英語の勉強を独学で始めることにしたのだという。
(省略)外国首脳や大臣との会談の席では、外交プロトコル上かならず通訳を同席させることがきまりごとになっている。
宮澤はそれでも米・英・豪・加などの首脳とはいちいち通訳の言うことを待たずに一対一で会話を主導した。あるとき大臣として外遊した際、同行した別の閣僚に付いていた通訳に不安を感じた宮澤は、その一言一句をしっかりと横耳で聞いていて、誤訳があると間髪入れずに訂正を入れたという逸話もある。
そうした完璧主義が災いしてか、宮澤の英語力を煙たがる官僚や代議士が永田町には少なくなく、特に宮澤嫌いだった田中角栄からは「英語屋」と呼ばれて通訳並みに見下されていた。
英語が「たぶん」できなかった田中角栄のほうがはるかに外交で力を発揮したのは「人生の妙味」だなあ・・・・
とストロングなんかは思うのですが、それはさておき、「辞書を読む」「辞書を暗記する」なんていうのはたいてい秀才のなせる技でして、ストロングも大いに憧れ、何度かチャレンジしてみたのでした。
し、し、しかし、おもしろいとは全然思えなかったなあ、辞書は。
辞書を見れば、眠くなって、結局面倒になって、「お前、引け!」なんて友達に引かしたりしてね。
実は大人になってからも、この時のトラウマは生き続け・・・
開高健さんが「風に訊け」という本の中で、
「言海」は、むかしから愛読している辞書で明治時代に出版された和綴本4冊本をあちこちの国を旅するのに持って歩いて、いまやボロボロになってしまった。(221ページ)
なんて書いてありましてねえ。
探しました、古本屋で!!
もちろん、「言海」和綴本4冊本を!
でも、見つけられなかったのです。
あのときから20年!
その辞書の「言海」が復刻されたんです。
手元にある奥付を見ると、2004年4月発行となっていますから、5年ほど前ですか。
復刻版は文庫本になって1000ページを超えるボリューム。
ストロングも40歳近くになってますし、他人よりも頭の出来栄えはは劣っているとはいえ、20年の知識の蓄積もある。
ガキの頃に挫折した「辞書を読む」をとうとう克服し、実現するときがきたかと本屋で復刻版の「言海」を見た時は思ったものです。
でも、ダメでした・・・
考えても見てください。いわゆる辞書が「文庫本」になってるんですよ!
字は小さいし、当時の印刷そのままって感じで、字がかすれてるし、おまけに昔の文語体というんですか、もう全然読めない!
こうして「辞書を読む」という「秀才の行為」は諦めたのでした。
「宮沢喜一の伝説」にはとうてい及ばなかった凡才ストロング。
子供が辞書につけた付箋を見て、お前こそはと思っても見ましたが、
トンビは鷹を生まず!!! それは子供が悪いのではありません!
英語の辞書を読めとは言いません!ストロングには歯が立たなかった明治時代の辞書「言海」。
チャレンジしてみてください!!
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回の内容は、毎週2回配信しておりますメールマガジンの内容を掲載したものです。
毎回、小学生、中学生の親の皆さんから届いた相談をもとに、親ができる解決策を提案しております。興味のある方は、登録ください。





