大きな魚が小さな魚を食う
絵を鑑賞するなんて、とんと無縁のストロングですが、この絵のことはずっと忘れられなかったんですね。
ただ、題名も画家の名前が思い出せなかった。
あの頃の追い詰められた気分や置かれた立場、そしてこれから社会に踏み出していくときの自身の漠然とした不安感みたいなものが、あの絵に書かれているような気がしたのをよく覚えています。
それが突然思い出したんです。頭に湧いてきた。18年ぶりの再会。「お前だよ!会いたかったよ!」
ストロングが忘れられなかったこの1枚。ブリューゲル「大きな魚が小さな魚を食う」大英博物館
細部を見れば見るほど、飽きない。ストロングにとっては、いろんなことを感じさせてくる絵です。デスクトップの背景にいただ
きましたぜ!
もしかして、ブリューゲルを思い出したのは、横尾忠則著「名画感応術」光文社文庫を最近読んだからかもしれません。
そこには、3ページ
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絵画をどう観るかということは実に難しい。
―ということは本当だろうか。人間はどうも物事を複雑にしたがるくせがあるように思う。複雑にすればするほど知的になったように勘違いしているらしい。絵画に対する考え方だって同じだ。
絵画を何か崇高なもののように考え過ぎていてそう簡単に凡人にわかってたまるものかという錯覚が観賞者の側にすでに植えつけられてしまっているからである。
5ページ
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絵画の歴史的な背景を知るのと知らないのとでは楽しみ方が変わるかもしれないが、そんなことは絵画の本質と全く無関係であると思ってもらいたい。絵画の勉強のために展覧会を見たり、本を読んだりするものではないからだ。
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無教養なストロングを大いに励ましてくれるフレーズであり、意味がわからなくたって、絵を見てもいいんだとうれしくなった次第。
ストロングだって、絵を無性に見たくなるときがあるんです!
横尾忠則オフィシャルサイト
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