「子供は褒めればいいのか!?」

 こんにちは、ストロング宮迫です。

産経新聞に「事故は気合じゃ防げない」と題したJR西日本安
 全研究所の研究の記事がありました。

 2009.6.28  産経新聞 「事故は気合じゃ防げない」
 
 JR西日本安全研究は平成17年の福知山線脱線事故を機に3
 年前、立ち上げられた研究所だそうです。

 その研究所での研究の成果は、従来の「事故は気合で防ぐもの」
 という鉄道界の体質を変え、自衛隊や病院、航空会社など畑違
 いの分野でも職員教育に取り入れられているとか。

 かつて日本が経験した戦争についても研究の成果が発表され、
 現在の会社の経営や人事や戦略など各方面で役立てられてい
 ます。

 ストロングの手元にあるものを挙げてみると、 

 「失敗の本質 日本軍の組織論的研究」
   
 「日本軍の小失敗の研究 現代に生かせる太平洋戦争の教訓」
  
 「大東亜戦争、こうすれば勝てた」
  
 などの名著が多数あります。

 戦争の話と思うなかれ。

 戦争を指導したエリートと呼ばれる人々の決断や出処進退の
 事例はいずれも示唆に富み、人生や子育てに援用できるもの
 だと思います。

 「失敗の本質 日本軍の組織論的研究」のはしがきに
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 失敗の実態を明らかにしてその教訓を十分かつ的確に学びとる
 ことこそ、平和と繁栄を享受するわれわれに課せられた責務で
 あり、将来も平和と繁栄を保持していくための糧となるであろう。
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 こう記されています。

 さて、JR西日本安全研究所の成果のことです。

 JR西日本安全研究所のいくつかある成果のうちの1つで、産
 経新聞にこういうのがありました。

 「上司と部下の関係」の調査を実施した。
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 上司役が積極的にコミュニケーションを図り、良好な人間関係
 を形成したグループと、上司役が人の話を無視し、悪い関係を
 形成したグループを作成。

 簡単な作業をさせ、両グループとも上司がほめたところ、人間
 関係が良好なグループは、ほめるとどんどん作業を工夫するの
 に対し、悪いグループはほめると工夫度合いが減退した。

 白取所長は「事故後、社内にはほめることが最良の策という風
 潮が生まれたが、人間関係ができていなければだめだと分かっ
 た」と話す。
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 この事例は、ストロングの守備範囲である

 先生 と 生徒
 親  と 子供

 の関係にも経験上ほぼ当てはまります。

 信頼関係のない先生(キライな先生)から褒められた生徒は、
 たいてい「気持ち悪?い」と思うものです。

 なぜそんなことがわかるのか?

 それは、「気持ち悪?い」と思ったことを「好きな先生」
 (信頼関係のある先生)に言いに来るから。

 信頼関係のない先生(キライな先生)から褒められれば褒めら
 れるほど、その先生と生徒の関係はドツボにはまっていくのです。

 首をかしげるの先生ばかり。はてと・・・

 どう説明しても、このことを理解できない先生が塾にも結構い
 ますので、営利企業の塾より断然ぬるい学校には石を投げれば、
 当たるほどいるでしょう。
 
 対子供との人間関係、信頼関係はもちろん親子にとっても重要
 です。

 親技を駆使しようとしながらも、まるで効果を発揮しない方の
 多くは、この子供との人間関係、信頼関係が壊れている場合が
 多いものです。

 ゆえにこのメルマガでは、大命題としての子供の信頼関係を築
 くための手段を書いているわけです。

 そして、そこでよく誤解されるのは、信頼関係を築くために、
 好かれるために子供のご機嫌をとる親が出てくること。

 最悪なのは、勉強を子供に「してもらう」形になっちゃう。

 さっきはわかりやすく言うために、「好き嫌い」で表現しまし
 たが、「キライ」でも信頼関係は十分成り立ちます。

 今風にいえば、子供が「ウザイ」と思っている親と信頼関係が
 ある子供も多いのです。

 その微妙な部分がわかりますか?

 子供の機嫌を取る先生は最終的に生徒やクラスから弾き飛ばさ
 れます。

 では子供の機嫌を取る親はどうなるのか?

 その結末はご自身でよく考えてみてください。

 そして「好き嫌い」「人間関係(信頼関係)」についても、こ
 の際じっくり考えてみてください。

 幾多の犠牲の上に成り立っているのが私達の生活。

 その研究結果に基づいて考えるのは、私達、親の責務ですから。


 「失敗の本質 日本軍の組織論的研究」
   
 「日本軍の小失敗の研究 現代に生かせる太平洋戦争の教訓」
  
 「大東亜戦争、こうすれば勝てた」

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