「好き!なら究めてもらいたい!?」

2010年6月28日です。こんにちは、ストロング宮迫です。

サッカーW杯1次リーグ第3戦で、日本がデンマークを破り、大いに盛り上がっているようですね。

それにしても、


日本テレビ(読売系)で25日午前3時から生中継されたサッカー・ワールドカップ(W杯)の日本‐デンマーク戦の午後5時までの平均視聴率が、

関東地区で30・5%
関西地区で27・4%

だったことが同日、ビデオリサーチの調べで分かった。

瞬間最高視聴率は関東41・3%、関西35・9%で、ともに午前5時前に記録。


どうですか、この数字は・・・・信じられない・・・

夜中の3時からの中継ですよ!!

日本は、そして日本人は、ホントみんなハッピーですねえ。

この驚異的な視聴率を見て、心からそう思います。

しかし、それにしても、いったい誰が見てたのか?

ストロングは思いました。

そして、調査してみました。ごく身近なところですけどね。

その結果、小学生、中学生ともに一定数の子供たちが深夜の生中継を見ていたことがわかりました。

あくまでもストロングの周辺での聞き取りの結果で、小学校高学年以上が対象ですが、1クラスで10%前後の子供たちが生中継を見ていたことがわかりました。

1クラス30人なら、だいたい3人くらいが夜の9時に寝て、3時に起床して見た。

中学生では徹夜組もいたようですが。

おもしろいのは、中学生の場合、サッカー部所属の子供たちが多かったのに比べ、小学生の場合は、サッカーに縁もゆかりもなさそな子供たちが多かったということです。

つまり、すごく興味があって頑張って見た子供たちとサッカーに縁もゆかりもないけれど興味があって見た子供たちがいたということになります。

子供たちの話を総合すると、先生にも見たという方が結構多かったようです。

「昨日生中継見た人?」なんて聞いていたようですから。

縁もゆかりもない人々を惹きつけられたら、テレビの視聴率は深夜でも30%いくということですね。

さて、今回、いろいろと子供たちに話を聞く中で、主に中学生のサッカー部の連中ですが、無回転シュートがどうとか、W杯でシュート1発決めたら年収が1億上がるとか言ってました。

まあ、サッカーにまつわるたわいのない話ですな。

そういう話はよく知っている割に、ほとんどの子供が国際サッカー連盟の公式サイトを訪れたことがないと言っていました。

国際サッカー連盟 

「オイオイ、そりゃあないだろう」と言いました。

興味があって、実際に競技もしていて、今、ワールドカップって騒いでいて、インターネットの使い方を習っている世代のお前たちが公式サイトを訪れたことがないなんてあっちゃならねえだろ!?と。

中学生「そんなことはありません。誰も見てませんよ!」って。

そうなんですか?

でもね、この国際サッカー連盟のサイトには、いっぱいデータがあるんですよ。

ここに日本とデンマーク戦のデータがあります。

「Possession(%)」というのは、サッカーでは試合中にどれくらいボールを支配したかという割合のことですよね、たぶん。

日本が43%で、デンマークは57%だったと。

ということは日本は守りを固めながら、カウンターで攻撃を仕掛ける形だったのかな?とか試合を見ていなくても、考えられますよね。

中学生くらいであれば、やっぱりもう生データも見て、現代サッカーの戦略・戦術を考えたり、自分たちのチームに適用できるものは使わないといけないですよね。

雑誌を見るといっても、月刊誌でしょうし、そういうのって大会が終わってからの発売でしょ?

ちょうどサイトは英語だし、サッカー用語は満載だし、サッカー小僧にはいいんじゃないでしょうか。

中学生からはもっとサッカーというスポーツの本質的な話や強者または弱者が取り得る作戦について聞きたいものです。

たとえば、国際サッカー連盟「Teams - Distance covered」

これなんかは新聞なんかでよく言われる「選手が走った距離」ですかね?

日本は3試合で331.45kmで、ざっと見る限り、オーストラリアやメキシコとベスト3を形成するくらい走っていることになります。

が、たとえば、メキシコと比べてみると、試合の走行距離はほぼ同じでも、

日本 3試合 



「ボールを持った状態で選手が走った距離」  98.87km
「ボールを持たない状態で選手が走った距離」 146.41km

メキシコ 3試合


「ボールを持った状態で選手が走った距離」  140.87km
「ボールを持たない状態で選手が走った距離」 119.77km

と全然違います。

なぜこういうことが起こるんだ?
わざとそうしているの? そうならざるをえないの?

中学生、小学生のサッカー小僧諸君には、こうした現象を理由と共に説明してほしいものです。 
 
一覧を見ると、アルゼンチンなんか3試合の走行距離が291.89kmで、すっごい少ない。

なぜなのか?

「頂点に行く」ってことは、疲労の蓄積もあるだろうし、省エネで勝ち進むのがいいのかな?とか考えてみるが、もちろんサッカーのことを知りもしないストロングに答えが出るわけもない・・・

こういうことをサッカーをしている中学生にはもうテキパキと答えてほしいのです、ストロングは。

というのも、26日の決勝トーナメント1回戦で韓国を破ったウルグアイの2得点のスアレス選手についてこういう報道がありました。

サンスポ 計算尽くの「幸運」、余力残したウルグアイ


運だけでは片づけられないデータもある。

後半39分にベンチに退くまで、スアレスの走った距離は中盤より前の選手ではもっとも少ない約8・8キロ。

この傾向は同じく決勝点を決めた1次リーグのメキシコ戦と同じで、確実に得点するため、スアレスに余力を残させる戦いをチームで徹底しているからこそ。


と。

要するに、ガオーって点を取りに行く選手が作戦として、チーム内にいて、いざという時のために走らさないようにしているわけですよね。

日本にも、そういう作戦があるんだろうか?その役割はどの選手が担っているの?

初戦カメルーンで長い距離を走った日本のベスト3は、

遠藤選手 11.264km
本田選手 11.092km
長友選手 10.883km 

国際サッカー連盟「Players - Distance covered」では、この3選手は3試合終了時でも、日本チームベスト3となっています。

「結構疲れているんじゃないのか。大丈夫か。デンマーク戦はプレッシャーも相当あったし、精神面もかなりきているんじゃないか?」と中学生に聞くと、

「大丈夫っしょ。休んでいるですから」

って、お前らはなんの根拠があって言ってるんだよ。

ああ、それと中学生のサッカー小僧には、中村俊輔選手の現在の心境と来る試合への思いがどのようなものか考えてみよという指令を出しておきました。

中学生諸君、「サッカーが好き!」なら究めてもらいたい。

その材料は目の前に転がっているのだから!


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