プロってどうなのよ!?


2008/05/14
先日ある家庭教師を派遣する会社が「この度全国からのプロ家庭教師登録が1500人を突破致しました」と書いてあるものを見ました。

この会社のことはストロングも全然知りませんので、実際のところ、よくわかりません。

なので、この会社のことはさておいて、では、
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 「なにをもってプロ家庭教師」
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と言っているんだろうか?と思ったのでした。

スポーツなんかで言うと、そのあたりの線引きが明確で、実力と人気によって給料が査定され、力が衰えれば身をひかないといけません。

では、家庭教師の「プロ」というのは誰が線引きするのか?

ストロングが知っている限り、通常は「プロ」を抱える会社が判定するということになるでしょう。つまり、派遣する側が派遣する人を「プロ」と認定するわけです。

プロ家庭教師といえば、普通の家庭教師よりも単価が高く、会社にとっても本人にとっても、同じ時間で実入りがよくなります。

よって、会社は一人でも多く「プロ」に認定したいでしょうし、本人も時給が上がるわけですから、「プロ」になりたいでしょう。何が言いたいかというと、家庭教師の業界では「なんちゃってプロ」が非常に多いということです。

しかし、親は「大学生」よりも「プロ」のほうが単価が高くても、いいんじゃないか?と思ってしまって、「プロ」を指定します。しかし、やってくる家庭教師は本当に「プロ」なのか? どういうプロなのか? 教えるプロ? 成績を上げるプロ?どうなんでしょう?

また、定義は難しいですが、プロならば、その職で飯が食えていないとプロと言えないと思いますが、飯は食えているのか?

しかし、家庭教師という仕事だけで飯を食っている人は非常に少ないのが現状です。学校があれば、授業をできるのは早くても夕方5時以降。そこから2時間刻みで3コマやれば、終わりは夜11時です。でも、これは各家庭への移動の時間が入っていないので、3コマやろうとすれば、真夜中の12時を回ってしまう計算になります。

となれば、通常は2コマが限界でしょう。

例えば、契約が1時間5000円として、2時間1コマで1万円。月4回で4万円の契約になります。しかし、この契約は会社との契約ですから、家庭教師の取り分は通常半分くらいですから、2時間1コマで5000円です。

1日2コマやって家庭教師のお給料は1万円。月曜から金曜までビッシリスケジュールが埋まって5万円。1か月に20万円です。スケジュールがキッチリ詰まってですよ。

これに土曜と日曜日に2コマ、3コマ、4コマと埋めて・・・・となるわけですが、なかなか仕事として職業として家庭教師をやるのは難しいです。よって、他の職種とのかけもちになる。

ならば、「プロ家庭教師」というのは、かけもちでもできるお手軽な仕事なのか?

「プロ」として神経張り巡らして家庭教師を1日2コマをやったらメチャクチャ疲れます・・・・グッタリ・・・・・

しかし、朝になればかけもちの仕事に行かなくちゃならない!となれば、やはりかけもちでプロ家庭教師をやり続けていくのは、過酷です。かけもちでやっていれば、家庭教師としての教材研究やスキルアップもままなりませんし。子供の勉強をそばで見ている親ならその苦労はわかるでしょう。

今は不登校の子供たちのニーズがあるので、実際は昼間に家庭教師として出動することも多々ありますし、先に書いた1日2コマのパターンだけではなくなってきています。

が、それにしてもプロ家庭教師という職業は、お手軽ではできないが、不安定で実入りも思ったほど良くはない。結局、優秀で有能な「プロ家庭教師」は会社を通さずに、個人でやっていくことになるのです。会社に半分取られる給料を会社に渡さなくてもいいように個人契約をするようになる。そうすれば、同じ時間で給料は倍になる。これなら食えると。

しかし、個人で家庭教師をやるとなると、会社が生徒を斡旋してくれるわけではないので、生徒の募集が口コミだけになり、単価は上がるけど、生徒は少なくなって・・・

今回はあくまでも会社側、家庭教師側からのお話ですが、「プロ家庭教師」を熱望している方の参考になれば幸いです。

最後におもしろい記事が出ていたので参考までに!

「日刊ゲンダイ 「プロが教える失敗しない家庭教師選び!7つのポイント

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