「ダルビッシュ現れる!?」

こんにちは、ストロング宮迫です。

2009年4月、いよいよ新学期ですね。

入試を経て、中学または高校に進学する子供たちにとっては、大きな変化となる時期です。入試を経て・・・ということは同じようなレベルのライバルが集まるということ。どんな学校に行っても、その学校で1番からビリまでいます。

先日行われた野球の世界大会WBCも日本球界の選ばれし者達が集いました。しかし、試合に出たのは限られた選手でした。日本球界の精鋭が集まれば集まったで、今度はその中でまた試合に出るものと出られないものがいる。

この繰り返しがずっと社会に出ても続いていくというわけです。

野球のWBCでいえば、阪神タイガースの絶対的な抑えのエースとして活躍する藤川投手。

大会前のインタビューをテレビで見ましたが、大会に臨むにあたって相当な決意と自負をもって臨んでいる様子があかりました。

しかし、テレビでも相当な視聴率を稼いだWBC準決勝、決勝の大一番で藤川投手の出番はありませんでした。本来、藤川投手が投げる場面でダルビッシュが投げたのでした。

スポニチによれば、


準決勝、決勝とダルビッシュが守護神に指名されたことで、出番のなかった藤川は「納得はしていない。でも起用法はベンチが決めることだし、決して誰かを憎んではいない。

“クソッ”と思う気持ちは胸にしまっておきます」と悔しさを押し殺した。

その上で4年後のWBCに向けては「ダルビッシュや新しい世代が出てきた。だから僕の出る幕はもうないでしょう。もし仮に選ばれたとしても、“イエス”とは言えないかもしれない」
と話した。


相当な決意と準備と努力で臨んだ決戦で本来いる場所に自分がいなかったわけですから、その気持ちはいかばかりだったか・・・・

こうした報道に藤川投手は困惑しているようですが
 
野球の話がしたいんじゃないんです。仮に今まで一番だった子供も、入試を経て新しい集団に入れば、今度は一番じゃないかもしれない。下手したらビリになるかもしれない。

問題はこうして人生で繰り返される「新しい集団への参加」によって起こる環境の変化や人間関係や成績にいかに対応していくかだと思うんです。そういう意味で藤川投手の今シーズンというのは非常に興味があります。

そこで出てくるのが「考え方」になると思うんです。

親は子供に「勉強」ではなく、「勉強のやり方」を教えてやるべきだというのがストロングの思いですが、それ以外にも「考え方」を提示してやる必要があると思うのです。

ずっと一番、ずっと勝ちっぱなしという人以外は負けた時にどう考えるか、どう立ち直っていくかが大事です。

「さあ、ここでオレの出番だな!」と責任と自負を持っている人間が使われなかった時、心の中でものすごい葛藤が起こります。

「どうせオレなんて・・・」
「いいですよいいですよ、ボクじゃないんでしょ!」

なんて嫌気がさしてしまうものです。

これは藤川投手のことを言っているのではなく、ストロング自身の経験を言っています。

その時進む道は2つ。

1つは、「このヤロー」と我慢して、さらなる精進して次回のチャンスで見返す。もう1つは、いじけて、何もかも嫌になって情熱を失う。

もちろんストロングは、後者の「いじけて、何もかも嫌になって」生活が乱れていったのでした。思えば、タバコを吸い始めたのもあの時期だったなあ・・・

ゆえにストロングは子供たちにも親にも常に「結果」ではなく、「過程」を大事にする「考え方」を話してきたわけです。「考え方」が乱れるといくら才能があっても、生活は崩れていきます。

生活が乱れると、才能は発揮されない。発揮されなければ、一層嫌気もさすし、自己嫌悪に陥る。

今、うまくいっている人にとっては、「何言ってるの?」という話だと思うんです。

でも、いずれ実績と自負を持つあなたの目の前に突然「ダルビッシュ」が現れるでしょう。

いつかはわかりませんが、必ずです。

そのときどうするか?

スポーツを見る楽しみというのは、緊張感あふれるイイ試合を見る以外にそこしかないというのがストロングの考えです。

「たぶん」打ちのめされた藤川投手の今シーズンに興味があるというのは、そういうことです。

さて、「考え方」については、それぞれの親が独自に持っていることなので、とやかく言うつもりはありません。
 
が、1つ野球つながりで言うと、田口壮選手というメジャーリーガーがいます。残念ながら、先日、マイナーリーグ行きが伝えられたようですが。

この田口選手、これまでに置かれた境遇、待遇、環境などは、メディアによく出る選手と比べるとあまり良くないと思いますが、本当にすばらしい考え方で楽しんでいる選手です。

田口選手のブログは本当におもしろい!

糸井重里氏曰く


プロ野球選手がシーズン中にブログを書くっていうことがまずありえないと思うのに、あの頻度で、あのクオリティーですから。
何がおもしろいかって、ストロングにとっては「考え方」です。

今シーズンはメジャーリーガーにとっては「屈辱」のマイナーリーグスタートとなりましたが、そんなものはなんのその!いかなる場面・状況にも、いじけず、くじけず、前向きに己の血とし肉とする田口選手のその「考え方」。いじけて生活が乱れるなんてことは微塵もありません。

ぜひ一度田口選手のブログ、訪れてみてください。

なお、田口選手自身のまとまった「深い考え方」に興味を持ったならば、糸井重里氏との対談がおススメです。

2008年対談 
2009年対談 

ストロングも息子に田口選手みたいにしなやかで強い人間になってほしくて、対談を読ませてみましたが、あまりよくわからなかったようでした・・・・

なのでストロングが読んで、話してきかせている次第です。

新しい環境が始まる子供たちに強敵「ダルビッシュ」が出てくることを心から願います。
 
「ダルビッシュ」出てきたときに「考え方」が問われます。その時こそ、親がこれまで子供たちに「してきた」ことが問われるのです。

あなたのお子さんは「ダルビッシュ」が出てきても大丈夫なようになっていますか?

田口選手の著書「タグバナ。」もおススメです!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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