ちょっと頭に稲妻が!?

 2008/03/26

 こんにちは、ストロング宮迫です。

 さて、以前、NHKの朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」か
 ら、こんな言葉を紹介しました。
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 人間も箸とおんなじや。研いで出てくるのは塗り重ねたもんだ
 けや。
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 実に味わい深い言葉だなあとストロングは音読を繰り返してい
 ます。

 ただ音読していて、ふと思ったのです。

 確かに人間には塗り重ねたものだけが出てくる。

 一定の時間、長い時間をトータルで見たら、やっぱり本人がや
 ってきたものがストレートに出てくる。

 ごまかしがきない。塗り重ねたものがそのまま出る。確かにそ
 うなんです。

 でも、短時間、短期間のスパンで見ていくと、

 「塗り重ねてきたもの」

   と

 「外に出てくる色も模様」

 に、かなり濃淡があるように思います。

 あるときは、塗り重ねてきたもの以上のあざやかな色や模様が
 瞬間的に出る。

 あるときは、きっちり塗ってきたはずなのに、その色や模様が
 すぐに出ずに、くすんだ色や模様で出る。

 一瞬一瞬、又は短期間の時間では、塗り重ねてきたものがスト
 レートに反映されずに、色や模様の濃淡が出ることがある。

 結果的には、瞬間的に出た濃い色や模様、くすんだ色や模様は、
 時間の経過とともに本来の塗り重ねた色や模様に戻っていくの
 ですが。

 これは水に食塩を入れて、放置すると、時間の経過により、自
 然と均等に溶けていくのと同じ。

 ただ私達はそこにある種の意志を持って、

 「かき混ぜる」
 「水の温度を上げる」
 「水の量を多くする」

 などを作用させることで、解ける時間を変えることができる。

 受験やスポーツという限定された範囲、ルール、時間制限のあ
 る戦いというのは、実はその濃淡が非常に出やすいものだとい
 えると思います。

 子供は餓鬼。彼らはまだ人生を生きているわけじゃなく、瞬間
 瞬間だけを生きて、その瞬間をつないでいる傾向がある。

 だから、その瞬間的に出た色や模様、すなわち受験の結果、勝
 敗の行方だけを見て、「あざやかだ」「くすんでいる」と判断
 しがちです。

 しかし、親は、大人は、時間と経験の積み重ねにより、瞬間で
 はなく、長い目で見たトータルの人生を見る意味を知っている。

 親は、瞬間に出た色や模様だけでなく、そこで与えられた結果
 の意味や教訓、それらを今後に生かす知恵を持っている親。

 それがあるから大人なんですから。

 だったら、瞬間的に出た濃淡だけで「今」を判断すべきじゃない。

 そうじゃない。いずれ塗り重ねてきたものが出てくるのですから。

 そこが年齢による親子間の溝。

 「今のお前にはわからないだろうが・・・」と常に語り聞かせ
 て、子供は大人になっていく。

 それは、「いずれ塗り重ねてきたものが出てくる」「ごまかせ
 ない」ということに確信がないとできませんが・・・・・

 今回の受験の結果は出た。勝敗も出た。

 しかし、それは瞬間的な色や模様の濃淡が出ただけ。

 喜びが爆発して飛んで行った人は地上に降りてこなければなら
 ないし、悲しみで打ちひしがれた人は、立ち上がらなければな
 らない。

 平常の自分になって、新たな一歩を踏み出すのにかかる時間は
 人それぞれにしてもです。

 みんなに春がやってくる。夜が明けない夜はない。

 でも、季節がめぐっても自分がバックすれば、いつだって冬だ
 し、日が昇っても、自分がバックすれば、いつだって夜になる。

 立ち止まるな! 
 ましてやバックなんかするな!
 飛んでる奴は降りて来い!

 最後は塗り重ねたものだけが出てくるんだから! 

 親が餓鬼であっちゃいけない! それじゃあ、子供に語れない
 じゃないか!

 あなたのお子さんを入れてくれた学校がイイ学校です!押忍!

 意味わかんないって!?

 そうでしょう、きっと。

 さっき、ちょっと頭に稲妻が落ちたもので。御免!


最後までお読みいただきありがとうございます。

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